はじめに
会社のノートPCとしてLet’s noteのFVシリーズを使っている。
出張先で使うことが多いが、その際にネックになるのがACアダプタだ。
Let’s note自体は軽量だが、ACアダプタの持ち運びがやや煩雑である。
スマホ用の充電器やモバイルバッテリーとは別に持っていかなければならない。
今時はスマホも含めUSB Type-cでの充電がスタンダードになりつつあるので、Let’s noteくんもType-c充電を試みてみた。
というか、実のところを言うと、出先でACアダプタが水没して使い物にならなくなり、買い替えを迫られたので、せっかくなのでType-cに乗り換えるか。。というのが本音である。
Let’s noteのType-c充電の仕様
まず、Let’s noteの公式情報を確認してみる。
USB Type-cからの急速充電は公式に対応しているようである。
便利なUSB Power Delivery(USB PD)に対応
同梱のアダプターを持ち歩かなくても、対応の85W以上※のACアダプターからUSB3.1 Type-Cポートに繋いでPCへの充電が可能です。
※ 電源OFF時のみ充電する場合は15W以上。対応する全ての周辺機器の動作を保証するものではありません。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/letsnote/lineup/2022summer/interface
また、公式が出しているyoutube動画もあるようだった。
シリーズによってUSB PDに求められる最低消費電力が異なるようであり、私が使っているFVシリーズはものによるが85W以上あればよいと言うことであった。
Panasonic store FVシリーズ 仕様・インターフェイス
https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/pc/fv/spec.html
とはいえ、ACアダプタに消費電力が書いてあるので、そこを見たら間違いない。
一般的なノートパソコンだと消費電力45wとか65wでもできるらしいが、Let’noteは基本ハイエンド仕様なので消費電力も大きいんですわね。
ちなみに、公式サイトにも載っているが、最低15Wあれば充電自体はできるらしい。
ただ、当たり前だがその分充電速度が遅くなるのと、電源Offにしないと充電できないなど、色々と制約があるようだ。
後述するが、私のLet’noteでも85Wを下回ると画面に「低速充電になっています」と注意書きが出る。
USB Type-cの充電器の選定
比較的大きい消費電力なので、パソコン用に充電器を新調する。
消費電力が小さいノートパソコンだと、スマホの急速充電対応の充電器でもいけたりするんですけどね。
Let’s noteのType-c充電器の参考記事は多くなかった。
(別にLet’noteだからといって特別なことは何もないのですが…)
以下の記事ではGREENの100Wの充電器を購入されています。
中古パソコン初心者購入ガイド様
レッツノートをUSB-Cで充電できない?充電器とケーブルはどれを買うべき?
レッツノートをUSB Type-Cから充電するために必要な情報を全解説。管理人が実際に購入したおすすめの充電器やケーブルも合わせてご紹介します。
今回は、筆者お気に入りの安定と安心のankerさんで検討しました。
ankerの充電器で85W以上だと、100Wと120Wあたりが候補になり、どちらにするかで悩みます。
ただ、筆者の使用想定としては出張先なので、スマホと一緒に充電できると望ましいということで、120WのGaN Prime 120Wにしました。
Anker 737 Charger (GaNPrime 120W) (USB PD 充電器) (ブラック)
(1万円以上しますが、かっこいいんですよねん。 大型充電器にありがちなモッサリした感じがない。 筆者コメント)
こちらの出力はUSB Type-cが2つと、Type-Aも1つついており、汎用性が高い。
それでいて無駄に大きいということもない。
ちなみに筆者のスマホはiPhone13 miniなのですが、iphoneはだいたい20Wくらいで急速充電されるとのこと。
Let’s noteの85W+スマホ20Wで105Wで120W以内だな、と思ったのでそれで購入しています。
充電コード
Let’s noteのType-cと、Ankerの充電器のType-cを繋ぐ充電コードですが、消費電力85Wを通すという条件で選定。
今回は充電器のankerと揃えてanker power line Ⅲ flowにしました。(最大消費電力100Wを通すと書いてあるので、今回の希望どおりです)
Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル Anker絡まないケーブル 100W 結束バンド付き USB PD対応 シリコン素材採用 iPhone 16 / 15 / Galaxy iPad Pro MacBook Pro/Air 各種対応 (1.8m ミッドナイトブラック)
安くは無いですが、コードが絡まりにくいのと高級感で選びました。
使ってみて
快適性
非常に良い。ノートパソコン用のACアダプタを持ち歩かなくていいのはなかなかに快適。
充電器の発熱
120Wとそこそこ大きい消費電力だったので心配していたが、Let’s note+スマホを同時に充電しても特に問題なし。
AnkerのGaN Primeというのがよかったか。
充電速度
体感ですが、従来のLetsnote付属のACアダプタの時代と特に変わらず、問題なし。
まとめ
この記事では、以下についてまとめました。
・Let’s note はUSB PD充電可能
・充電器はAnker GaN Prime 120Wを選択
・USB PDにより快適環境
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
その他参考サイト
・くじらや様「レッツノートでType-C 充電!あなたはもう試しましたか?」
・Letsnote 公式サイト (Let’s noteのインターフェース一例)