【雑記】卒論・修論の研究が嫌になった時に救われたもの4選

筆者はいまや企業の研究員として勤務していますが、大学時代の研究はなかなかうまくいかないものでした。

悶々とした日々を過ごすことが多かったです。

そんな筆者が、「研究が嫌になったときに読む本やブログ」を紹介します。

研究が嫌になったときの精神的な支え

①Washizu Lab.の記事

研究がつらいときに励まされる秀逸な記事がたくさんあり、おすすめです。

例えば、「研究人生と人格」https://washizu.org/lab/job8.html

のページでは、研究の世界で人格的に困った人が多いのはなぜか?、という話がでてきます。

研究の世界ではハラスメントチックなことが横行しがちですが、これを読むと研究の世界でなぜ理不尽なことが多いのか理解できます。

研究の世界では、自分がつらい目にあっていても、自分が100%悪いわけではない、ということも理解できます。

研究の世界では、人間付き合いの面でも厳しい面が多々あるので、無理せず、自分なりの付き合い方をするようにしましょう。

ちなみに、私の経験談ですが、アカハラまではいかないものの、グレーなハラスメントチックなことも多々あります。

(もっとも、最近はアカハラの通報窓口も各大学で用意されているので、困ったら相談しましょう。)

②面倒くさい人の対処法

ちょっと研究の世界からは外れますが、世間一般に存在する面倒くさい人の対処法です。

あまり深い内容が書かれているわけではないのですが、つらいときに読むと、目の前の相手がどのくらいの面倒くささなのかを相対的化できて安心します。

今の状況は意外とそこまでではないかな?と思えたら勝ちです。

基本的に面倒くさい人の対処法として大事なのは、①相手は変えられない ②相手に関わりすぎない ③相手の心理メカニズムを知っておく、の3点だと思っています。

面倒くさい人のトリセツ: 職場の“ストレス源”に翻弄されない知恵 (KAWADE夢新書) 

榎本博明(著)

研究が嫌になったときの技術的な支え

①研究がうまく進めば多少楽になる

研究がつらい理由の一つに、研究がうまく進まない、というのがあります。

かくいう筆者も、研究がうまく進まないということが大学時代からたびたびありました。

研究は、基本的にうまくいかないものです。(ほんとに。。)

なぜなら、まだ誰もやったことがないことをやるのが研究ですから、やり方が確立されておらず、うまくいかないのが当然です。

しかしながら、研究をうまく進めるノウハウ、というものは存在します。

研究室でノウハウは多少伝授されると思いますが、この手のものは実は書籍でいいものがあります。

一つ目は、ブルーバックスの『研究室としてうまくやっていくには』という本です。

研究者としてうまくやっていくには

組織の力を研究に活かす (ブルーバックス 1951) 

長谷川 修司 (著)

この本は、研究者としてキャリアを進める人にフォーカスはしているものの、前半は研究室選びから大学院生時代の心得、過ごし方が書かれていて、学部生・大学院生にも参考になります。

特に、「外堀を埋めていくのではなく、敵の天守閣にすぐさまミサイルを撃ち込め。」という言葉は、研究を効率的に進めるうえで非常に役に立ちました。

これまでの大学時代の勉強であれば外堀を丁寧に埋めていくような学習が有効でしたが、研究に関してはきちんと積み重ねたとしてもうまくいくとは限りません。

なので、とりあえず一番重要なポイントを手荒くともまずは試してみてうまくいくか見てみる。という姿勢が重要です。

その他、学生の研究がうまくいかない理由として「未熟・不運・的外れ」を挙げています。

不運以外は自分の努力とは関係ないことがわかります。なので、研究がうまくいかなくても落ち込まなくていいのです。

ただ、未熟で失敗するのはどうしようもないので、研究のやり方を習得する努力はしていきたいものです。

②ポジティブな研究の進め方

理系のための研究生活ガイド―テーマの選び方から留学の手続きまで 第2版 (ブルーバックス)

坪田一男先生の名著、「理系のための研究生活ガイド」。

実は↓こちらのブログで紹介されていて、研究とは関係なく読んでいた一冊。

大学教師が新入生に薦める100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

さきほど紹介した本と比べて陽気な感じなのでつらいときに読む分には意外と長谷川先生の「研究者としてうまくやっていくには」の方がよかったりします。

ただ、こちらの本にも研究への向き合い方がたっぷりつまっているので、併読するとよいです。

読んでて夢が膨らむような、前向きにさせてくれる一冊です。

最後に

研究が嫌になる人は、ある意味、ちゃんと向き合っている人だと思います。

研究ができなくて悔しい、と少しでも思うのであれば研究の適性はあると思っています。

筆者も、研究者の適性が低いと自覚しながらもなんとか研究の道で生きているので、皆様もしぶとく生きてください。いつか道は開けます。

以上、「研究が嫌になった時に読むと救われるもの」でした。

ここまで読んでくださりありがとうございました。