SSDをPC間で移植するに当たって、BIOSがレガシー設定のものからBIOSがEFIのPCに移植する必要があったので、その対応方法を記しておきます。
マザーボード自体はEFI対応なのに、windows ではEFI対応の設定になっていない、というのが今回の件の原因です。
ネット上に比較的情報が上がっていますが、ここでは以下サイトを参考にさせていただきつつ、つまずきポイントについてもメモしていきます。
作業環境
移動元PC
・OS: Windows10
・マザーボード: MSI H270 PC Mate
・SSD: Trancend 256GB
8年前に作った自作PCです。今回の話は自作かどうかは特に問題ではありませんが。
移動先PC
・マザーボード: ASRock A520 ITX/ac
・SSD: KIOXIA M.2. Gen3 512GB
今年作った自作PCです。
MBRからGPTへのパーテーション形式変更手順
①BIOSモードがレガシなのを確認
Windows のシステム情報というアプリを使います。
windowsの検索機能でシステム情報と入力して開いた画面から、BIOSモードがレガシなのを確認します。
予想通り、レガシになっていました。
レガシということは、パーテーションがMBR形式になっているということです。

②MBR2GPTができるかの確認をする
パーテーションの形式変更をする前に、変更ができるかの確認作業をします。
まず、管理者権限でpowershellに入り、以下のコマンドを打ちます。
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFullOS

Validation completed successfullyと出たので、GPTへの変換対応しているということです。
というわけで、以下のコマンドでMBRからGPTに変換します。
mbr2gpt /covert /disk:0 /allowFullOS

無事に実行が始まりました
その後。。

おおむね成功したようですが、WinRE(回復領域関係)でエラーが出たようです。
おまけ: WinREの確認
以下のサイトを参考にWinRE関係のエラーを治していきます。
引き続きpowershellで、以下のコマンドから、window reの情報を確認してみます。
reagentc /info

Windows reはdisableになっていました。
だめ元で、以下のコマンドで無効化と有効化をしてみます。
reagentc /disable
reagentc /enable

うまくいかないようです。
ネットで解決策を色々調べてみましたが、よくわからないのでとりあえず一旦再起動。
引き続きreagentc /infoで情報を確認してみます。
(今回はpowershellではなく、コマンドプロンプトで実行しました、どちらでも変わらないと思いますが)

すると、enable(有効)になっていました。
ということで、原因はよくわかりませんでしたが、とりあえず問題は解決。
まとめ
以上、「MBRからGPTへのフォーマット変更」でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。